旭山動物園の焼却炉で妻の遺体を燃やしたとして、職員の男が2日に送検されました。男は2時間以上燃やしたという趣旨の話を逮捕前にしていたことが分かりました。
■「妻は灰になった」男が逮捕前に…
緑の上着を羽織り、フードを目深にかぶった男。
2日、送検されたのは旭山動物園の職員・鈴木達也容疑者(33)。妻・由衣さんの遺体を園内の焼却炉で焼くなどして損壊した疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、園内から結衣さんのものとみられるスマートフォンが見つかったということです。
新たに分かったのは、容疑者が逮捕前の任意聴取で語った内容です。
鈴木達也容疑者(逮捕前の任意聴取) 「2時間以上燃やした。妻は灰になった」
こうした趣旨の話をしていたといいます。
当時の状況も明らかになってきました。捜査関係者によりますと、3月31日午後9時ごろ、職員用の門の近くの防犯カメラに鈴木容疑者が車から大きな荷物を下ろす様子が映っていたことが分かりました。
由衣さんの行方が分からなくなったのは、3月下旬。鈴木容疑者が焼却炉で由衣さんの遺体を損壊したのは、3月31日ごろとみられていますが、動物園の防犯カメラに容疑者の姿が映っていたのは、まさにその日の夜ということになります。
鈴木容疑者はこれまでの聴取に対し…。
鈴木達也容疑者(逮捕前の任意聴取) 「動物園の営業時間外の夜間に遺棄した」
容疑者を知る人によると、夜間、園内に職員がいることは珍しくないそうです。
鈴木容疑者を知る人 「遅くまで(動物の)様子を見たり治療をすることもあるし、1人で獣舎に遅くまで誰かが残っていてもおかしいと思われない」
捜査本部は、鈴木容疑者が閉園後、遺体を荷物として隠しながら園に運び込んだとみて調べています。