ノーベル平和賞の受賞予想に定評のあるノルウェーのオスロ国際平和研究所は今年の予想に、ICC(国際刑事裁判所)を挙げました。
オスロ国際平和研究所は22日、今年のノーベル平和賞の受賞予想リストを公開し、その中でICCとICJ(国際司法裁判所)を掲載しました。
背景としてアメリカによるイランへの攻撃やデンマーク自治領グリーンランドの併合の脅威に触れ、「ますます二極化が進む世界において国際法を維持することは紛争を予防し解決するために不可欠だ」と指摘しています。
特にICCについては「戦争犯罪の責任を個人に負わせる機関」と紹介し、「世界中の被害者に正義をもたらし世界平和に大きく貢献する可能性を秘めている」と評価しています。
ICCが受賞予想リストに入るのは2年連続です。
ICCを巡っては8月、アメリカのトランプ政権が赤根智子所長らを制裁対象にすると発表し、波紋を呼んでいます。
ほかの受賞予想としては、ロシアに連行された子どもたちの救出活動に取り組むウクライナのミコラ・クレバ氏や、内戦が続くアフリカ・スーダンのボランティア団体「緊急対応室」が挙げられています。
さらに、アメリカを拠点として報道の自由を擁護する団体「ジャーナリスト保護委員会」や、アメリカやロシア、日本を含む15カ国が協力して運用している「国際宇宙ステーション」がリストに入りました。