ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

学級写真継続求め保護者が名古屋市教委に署名提出 「学校だけで決めることに疑問」

社会

 学校の恒例行事ともいえるクラス写真の撮影を、名古屋市で一部の小学校が廃止しました。継続を求める保護者が要望書を提出するなど、波紋が広がっています。

■保護者「毎年見返して…」

保護者 「学級写真がなくなるということを、簡単に学校側だけで決めてしまうということが、私たちが一番疑問に思うことです」

 25日、名古屋市内の小学校に通う児童の保護者らが、市の教育委員会に署名を提出しました。

 新年度に児童が並んで撮影する学級写真を、今年から学校側が廃止したことについて、224世帯分の署名を集め、考え直すよう求めました。

保護者 「毎年見返して誰が同じクラスだったか、子ども自身が大事に学級写真を見ていたので。それがなくなるというのは、とても残念」

 保護者にとっては「一方的な通達」で、困惑しているという学級写真廃止の動き。去年の事件が背景にありました。

■「学級写真」悪用を懸念

 背景にあるのは、去年、愛知県警が相次いで摘発した「教師による盗撮・SNSでの共有」事件です。

 学校側は、クラスのすべての児童が正面を向いて写る性質上、流出による児童の特定や、AIで意図していない使われ方をされる心配などがあると説明しました。

 スポーツ行事や宿泊行事などでのスナップ写真の撮影は継続するといいます。

保護者 「スナップ写真もプライバシーという意味では顔がアップに写るものだし、どこがどう違うのか分からない」

 学校側は5月、保護者へアンケートを実施。回答者の約7割が学級写真の継続を望むと回答しました。しかし、現時点で来年度以降も学級写真の撮影は行わない方針です。

 市の教育委員会は、保護者らに丁寧な説明をするよう学校に呼びかける方針です。

(2026年9月28日放送分より)

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース

ADVERTISEMENT