ドローン攻撃などで石油施設に被害を受けているサウジアラビアが紅海沿いの港から原油輸出を再開したと報じられました。
ブルームバーグは28日、関係者の話として、サウジアラビアを東西に横断するパイプラインを経由して紅海沿岸のヤンブーから原油の輸出が再開したと伝えました。
サウジアラビアはホルムズ海峡に代わる原油の輸送ルートとして東部の油田と紅海をつなぐパイプラインを活用してきました。
しかし、10日に複数のドローンによる攻撃を受けて一時稼働を停止し、22日に復旧にこぎつけました。
また、ヤンブーにある港からの原油の積み出しも再開しようとしていた矢先、敵対する親イラン武装組織フーシ派から24日に攻撃を受けて止まっていました。
今月のサウジアラビアの原油輸出量はホルムズ海峡経由の輸送が急拡大していることから、イランとアメリカの戦闘が始まって以降、最高水準になる見通しだとも伝えられています。
混乱する世界のエネルギー市場にとって供給の緩和材料になることが期待されます。