今年の夏の猛暑などの影響でスイスの氷河が1年間に5%以上、減少したとの研究結果が発表されました。専門家は「憂慮すべき状況だ」と警鐘を鳴らしています。
スイス科学アカデミーなどが1日に発表した研究結果によりますと、スイスの氷河は去年10月からの1年間で5%以上、減少し、1年間の減少幅としては過去2番目の規模になったということです。
原因として、冬の間の雪の少なさや5月から9月にかけての猛暑を挙げています。
過去5年間の減少幅は約20%になるということです。
調査にあたった専門家は「ほぼ毎年、氷が極端に解けるようになっていて憂慮すべき状況だ」と警鐘を鳴らしています。
イギリスBBCは氷河の氷が失われることで山の斜面が不安定になり、8月にネパールで発生したような土石流や洪水などのリスクが高まると指摘しています。