岡山市の岡電バスが、路線バスでは全国初の空を眺めることができるバスを導入し、29日お披露目しました。
スカイビューバスは、後楽園に行くまでの間により岡山の魅力を感じてもらおうと岡電バスが導入したものです。 29日は報道関係者に向けて試乗会が行われました。
貞国R 「こちらのバス、中に入ってみると天井が透けていて晴れの国の空を楽しむことができます。」
天井は車のヘッドライトのカバーなどに使われているポリカーボネートという強度のある透明なプラスチックでできています。 このように天井から空の景色を見ることができるのは、路線バスでは全国初めての試みです。
料金表示されるモニターには外国人観光客に向けて、英語だけでなく中国語や韓国語でも表記されています。
このスカイビューバスを提案したのはバス運転手の指導員、戸田則臣さん。 岡山らしい面白いバスはないかと考えたところ、このスカイビューバスに行き着いたそうです。 バスの改装には約1000万円かかったということです。
(小嶋光信社長) 「市内の風、そして岡山の豊かさ、そんなものが走っているうちに体感していただけるという風に思うので、これは乗ってみないと分からないので、ぜひ乗ってみていただきたいと思います。」
このスカイビューバスは10月1日運行開始で、岡山駅から後楽園までの直通路線で平日14本、土日・祝日は13本運行されます。