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揺れる岡山市の路線バス  循環バス「めぐりん」新規路線が4月運行へ

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 岡山市内を循環するバス「めぐりん」が、岡山駅前と西大寺地区を結ぶ新規路線を今年4月から運行することがわかりました。

 岡山市内を循環するバス「めぐりん」を運行する八晃運輸は、8日夜、新規路線の開設を中国運輸局から認可されました。岡山駅前と岡山市東区の西大寺地区を結ぶ「益野線」です。関係者によりますと運行開始は4月を予定しています。  運賃は市中心部が100円で、それ以外は250円です。

(記者) 「同じ路線を両備バスも運行していて、運賃は最大で400円なんです。この路線をめぐりんは最大で250円の運賃で運行することになります」

(バス利用者はー) 「それは安いところに乗るわね」

 路線バスをめぐっては、両備バスや岡電バスが所属する両備グループが、赤字の31路線の廃止届を8日中国運輸局岡山運輸支局に提出しました。

(両備グループ/小嶋光信 代表) 「路線を維持したいがためにあえて廃止届を出したということです」

 廃止する理由として両備グループは、「めぐりん」の新設で1億2400万円の減収が見込まれるため、赤字路線を維持できないことを挙げていました。  廃止路線が走っている市町村は、岡山市のほか、倉敷、玉野、瀬戸内の4つの市です。

(倉敷市/伊東香織 市長) 「瀬戸内市、玉野市、岡山市、関連する路線があるところと共同で、対応策について検討していきたい」

 このほか、岡山市は「できるだけ早く市内の交通事業者等と協議する場を設けたい」、玉野市は「廃止する経緯を聞き、路線の継続を要望したい」、瀬戸内市は「どうするかは見通しは立っていない」とコメントしています。

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