「日本書紀」に記されている山城の魅力に迫ります。屋嶋城(’やしまのき)築城1350年を記念したシンポジウムが高松市で開かれました。屋嶋城の歴史や屋島の魅力を多くの人に知ってもらおうと高松市などが開いたものです。
屋嶋城は667年に築かれたと「日本書紀」に記されていて、今年で1350年です。築城には当時の東アジアの情勢が影響していました。朝鮮半島に3つあった国の一つ、百済から亡命した技術者が城造りのノウハウを伝授したと言われています。
3日は朝鮮半島を中心とした東アジアの考古学に詳しい九州大学の西谷正名誉教授が屋嶋城など古代山城の築城について講演しました。
11月18日と29日には屋嶋城に出向いて探索するイベントが開かれます。