新しいタクシーの話題です。今後、増加が予想される高齢者や外国人観光客に対応しようと、高松市のタクシー会社が香川県で初めての試みを始めました。
高松市に本社があるせとうちタクシーが、香川県で初めて「ジャパンタクシー」という新型車両を導入しました。床を低くしたり手すりを多く取り付けたりして、高齢者が乗り降りしやすくなっています。最大の特長は小型タクシーとは思えない広い車内です。
また、ゴルフバッグを4つ積める広いトランクを備えていて、大きな荷物を持って来日する外国人観光客に対応します。さらに外国人観光客へのサービスを向上しようと、香川県で初めて外国人ドライバーを採用しました。
フィリピン出身の坂居マリアエレナさんは来日して約30年で、日本語のほかに英語やスペイン語も話せます。現在、接客などの研修中で、12月25日からタクシーに乗車します。
(せとうちタクシー/坂居マリアエレナ さん) 「高松のいろんなところを知ってもらいたいと思った。まず、観光の人、ツーリストにも教えてあげたい。」