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大学生が通訳ガイド挑戦へ 岡山後楽園で外国人観光客への対応学ぶ

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 岡山県からボランティアの通訳ガイドを委嘱された大学生が、岡山後楽園で外国人観光客への対応を学びました。

 12日は、岡山県の伊原木隆太知事が学生の代表5人に委嘱状を手渡しました。

 2023年度、学生通訳ガイド・通称「スチューデントアテンダント」を務めるのは、岡山県立大学の学生37人です。

 この取り組みは、若者の目線で地元の魅力を発信してもらおうと、県と県立大学が連携して2021年から行っています。

 2022年度は県内の外国人向けに観光ツアーを企画したり、外国語のガイドマップを制作したりしました。

 コロナ禍が落ち着いた2023年度は実際の外国人観光客を対象にした通訳ガイドに挑戦する予定です。

 新型コロナに感染し、12日から現場での公務に復帰した伊原木知事は、回復傾向にあるインバウンド需要を盛り上げてほしいと学生を激励しました。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「やる気のある地元の若い人が、後楽園をはじめとした地元の素晴らしいところを外国人の皆さんに案内していただく、大変楽しみな取り組みだと思っています」

 学生らは委嘱式の後、岡山後楽園に移動して外国語対応スタッフからガイドの心構えなどついて学びました。また、オーストリアからやってきた観光客に英語で話しかけ、ガイドの雰囲気を体感しました。

(参加した学生は―)
「実際に海外の方とお話しさせていただいて、後楽園を自分でも説明できるようにして広めていければいいと思っています」
「来ていた外国人の方と接するのを見て、こういう雰囲気でやるんだというのがリアルに感じられてよかった」

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