香川県さぬき市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受けて、岡山県が県内全ての養鶏場に消毒用の消石灰の配布を始めました。
さぬき市での発生を受けて岡山県は1月19日、県内全ての養鶏場に対して緊急消毒を行うよう命令を出しました。そして、22日、各養鶏場に消毒用の消石灰の配布を始めました。
高病原性鳥インフルエンザは特に、1月から2月に発生するケースが多く、岡山県でも2015年1月に笠岡市で、2007年1月には高梁市で発生しています。
(岡山県畜産課/橋本尚美 総括参事) 「まずは発生させないことが1番大事だと考えていますので、今回の取り組みをきっかけに地域の機運を高めて、発生予防に努めていただきたい」
岡山県は、2月10日までに県内185の養鶏場全てに消石灰、合わせて240トンを配ることにしています。