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鳥インフルの発生防止へ 香川県が消毒用の消石灰を無料配布

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 渡り鳥の飛来が本格化する時季を前に、鳥インフルエンザの発生を防ごうと、香川県が消毒用の消石灰の配布を始めました。

 三豊市高瀬町上高瀬のJA香川県ふれあいセンターには、16日、養鶏場を営む男性が訪れ約20kgの消石灰の袋を軽トラックの荷台に積み込んでいました。

 香川県は16日から、県内にある174全ての養鶏場を対象に、消毒用の消石灰を無料で配布しています。配布される消石灰は約7200袋です。

(養鶏業を営むカワフジ/近藤隆之 社長)
「相手(ウイルス)が見えないものなので、農場の方には今まで以上の気持ちで防疫に努めてもらえるように指示は出しています」

 昨シーズンは、10月28日に岡山県倉敷市で国内1例目が確認されたあと、全国で相次いで発生。過去最多の1771万羽が殺処分されました。

 香川でも4件の鳥インフルエンザが発生し、19万羽近くが殺処分されました。

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