香川県小豆島の「お猿の国」では、今年初めての赤ちゃんザルが生まれました。
土庄町にある銚子渓自然動物園、お猿の国では約500匹の野生のサルが暮らしています。赤ちゃんを抱えた母ザルが確認されたのは3月6日で、去年より12日早い誕生です。
飼育員がエサをまき始めると、母ザルは子どもを大事そうに抱えながら群れのサルとともにエサを食べています。赤ちゃんザルは目をパッチリと見開いて一生懸命母親にしがみついていました。
(飼育員/佐伯千代子 さん) 「元気に育ってもらえたらいいなと思って皆応援してます」
8日からの雨の影響で9日朝の気温は7度ほど。サル同士が体を寄せ合う「サル団子」も見られました。 お猿の国ではこれから5月末までが出産シーズンで、今年も例年と同じ50匹ほどの赤ちゃんザルが誕生する見込みです。