瀬戸大橋が開通して4月10日で30年です。瀬戸大橋を通るJR瀬戸大橋線も開業30周年。JR岡山駅では記念式典が開かれ、記念入場券も発売されました。
(松木梨菜リポート) 「これから30周年を記念する式典が始まるということで、ホームにはカメラを持った方がたくさんいらっしゃいます」
(倉敷から/式典を見物した人47歳はー) 「大学が松山だったんであの頃はできたばっかりだった橋がね、だからかなり(運賃が)高かったので橋がありながら、車で船に乗って高松から宇野まで帰ったことがあるので今はそれを思えば維持も大変だと思うんですけど、長く続いてもらえたらと思います」
記念式典には岡山県の伊原木知事やJR西日本岡山支社の森本支社長などが出席しました。
(JR西日本岡山支社/森本卓寿 支社長) 「30周年という好機をとらえて、観光資源としての側面からも瀬戸大橋の魅力をなお一層PRし、交流人口の拡大に努めていきたいと考えています」
JRによると瀬戸大橋線はこれまでに約2億6000万人が利用していて、1日の利用者は平均2万2000人です。 ホームの向かい側にもカメラを構えた人が。お目当ては、ある列車です。
(松木リポート) 「こちらは30周年を記念した記念列車です。このように展望車もついているんです」
(兵庫から/記念列車に乗車する人30歳はー) 「30年という節目の時に自分も年齢が近いものですから立ち会いたいと思いまして」
20年以上前にJR西日本管内を走っていた団体専用列車が特別に運行しました。90人が乗車し、松山へと出発しました。
このほか岡山駅のみどりの窓口では記念入場券を発売。瀬戸大橋線が停車する5つの駅の入場券のセットで、700円で限定3000セットです。
(高知から/購入した人51歳はー) 「5枚セットなんで良かったなと思います。硬券式なんでちょっと重みがあるかなという感じです」