香川県三豊市の寺で、色鮮やかなフジの花が満開を迎え、人々を楽しませています。
三豊市財田町の萬福寺では、約50年前、先代の住職、金山善雄さんが地元の住民から譲り受けた苗でフジ棚を作り、大切に育ててきました。そのため、地元の人からは「藤寺」の愛称で親しまれています。
(辻紗樹リポート) 「藤の花というと、下に長く垂れ下がった姿をイメージすると思いますが、こちらの寺では、一房が短い少し変わった藤の花も見ることができます」
「八重黒龍」というフジは、一般的なフジよりも濃い紫色をしていて、たくさんの花びらが重なり合っています。
フジを目当てに朝からたくさんの人が訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいました。
(訪れた人はー) 「毎年来てたんですけどね、藤を見たくて。もうその頃かなと思って。今日見れて満足です」
萬福寺のフジの花は今週いっぱいが見ごろです。