香川県が解体に向けて準備を進めている旧県立体育館の建物の内部で、想定されていなかった有害物質「アスベスト」が検出されたことが20日、分かりました。空気中への飛散はないということです。
見つかったのは、旧香川県立体育館の中2階のホールと役員室の天井、あわせて約130平方メートルです。1月、解体工事前の調査で施工業者が専門機関に分析を依頼し、2月12日までに「アスベスト」を含む吹き付け材の存在と、空気中への飛散がないことを確認しました。
アスベストは耐火性に優れ、かつて建材などとして広く使われていましたが、健康被害を引き起こすことが分かり、現在では製造や使用が禁止されています。
2005年と08年に閉館前の県立体育館でアスベストの調査と除去を行っていましたが、今回の場所からは見つかっておらず、2023年から24年にかけて行った解体工事の実施設計でもアスベストの報告はありませんでした。
香川県教委と県は「解体工事の中で適切に除去する」としていますが、追加工事によって費用や解体スケジュールにどの程度影響があるかは施工業者と協議中だということです。