高知県にある早明浦ダムの貯水率の低下が続いています。香川用水への供給量をさらに削減するため、冬場としては異例の第2次取水制限が始まりました。
(記者リポート)
「渇水の象徴として知られる旧大川村役場。1月26日ごろから屋根が顔を出し始め、徐々に水位が低下して今は2階部分まであらわになっています」
旧大川村役場が水面から出てきたのは2年ぶり。ここまであらわになったのは18年ぶりです。
早明浦ダムの上流では2026年に入って雨が少ない状況が続き、20日午前0時の貯水率は43.5%で、平年を約37ポイント下回りました。
国や四国4県でつくる吉野川水系水利用連絡協議会は2月9日から香川用水への供給を20%カットする第1次取水制限を実施していましたが、20日午前9時からカット率を30%に増やす第2次取水制限を始めました。冬の第2次取水制限は異例で、実に30年ぶりのことです。
香川県によると県内の自己水源を活用することで生活や経済活動にはただちに大きな影響はないということですが、より一層の節水に努めてほしいとしています。