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悪い行いや災いを「うそ」に 滝宮天満宮でうそかえ神事 香川

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 これまでの災いを全部うそにします。香川県綾川町の滝宮天満宮で、毎年恒例の「うそかえ神事」が行われ、「かえましょ」の言葉が境内に響き渡りました。

 約80年の歴史があると言われる「うそかえ神事」は全国の天満宮で開かれています。  香川県では、平安時代に讃岐の国司も務めた菅原道真をまつる滝宮天満宮で開かれ、朝からたくさんの参拝客が列を作りました。

(白戸ゆめのリポート) 「このうそ鳥は地元の人がボランティアで作っています。沢山の人と交換することで、罪を清めます。かえましょ、かえましょ。ありがとうございます。」

 「うそかえ」には、今までの悪い行いや災いなどが全て「うそ」になり、良いことに「とりかえる」という意味が込められています。

 今年は1000体の「うそ鳥」が用意され、舞姫と呼ばれる氏子の子孫から参拝客のもとへと渡っていきました。

(舞姫は―) 「生活が楽しく出来るようにしてほしいです」

 「うそ鳥」はたくさん交換すればするほど、うそや災いがきれいに清められると言われています。

(参拝客はー) 「30回ぐらい(換えました)。楽しいですね。また来年も来ようと思っているので」 「病気ばっかりしているから、これがうそでありますようにと、いつも元気で明るく楽しく過ごしたいなとおもって」

 参拝客は「うそ鳥」を何度も交換しながら、開運を祈願していました。

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