高松市の中学校でゆかたの着付け教室が開かれました。
日本の伝統文化に触れながら、礼儀作法や社会性を身に付けてもらおうとNPO法人「和装教育国民推進会議」が全国で開いているものです。
2012年の学習指導要領の改訂で、中学校の教科書に「和装教育」が加わりました。香川誠陵中学校では2008年から毎年、ゆかたの着付け教室が開かれていて「和装教育」モデル校に指定されています。
12日は、中学3年生がNPO法人の担当者からゆかたの着付けについて教わりました。 生徒たちは、さまざまな色や柄のゆかたを手に、自分で着る練習に取り組んでいました。
(生徒は―) 「6回目くらい練習しました。今年の夏祭りがあったら行ってみようかなと思います」 「帯を巻くところとかリボンを作るところとかが難しかったです」
(和装教育国民推進会議 香川県支部/稲毛浩二 事務局長) 「やっぱり民族衣装ですんで、自分で着られるようになってもらえればいいかなというのが一番の思いです」