香川県小豆島町で14日、無縁仏の霊を慰める川めし供養が行われました。
14日早朝、小豆島町神懸通りの別当川の河原に、地元の家族7組が集まりました。 そして石で築いたかまどに釜を置き、油揚げやニンジン、シイタケなどを入れた五目飯を炊きました。
川めし供養は、生前の悪行の報いで、飢えや渇きに苦しむ餓鬼に食べ物を与える行事で、小豆島町の無形民俗文化財に指定されています。
30分ほどで炊き上がると、柿や柏の葉っぱに五目飯を盛り付け、石の上に並べて手を合わせました。 この五目飯を食べると、仏様の恩恵で夏ばてしないとされていて、参加者は輪になって味わっていました。
（「川めし供養」の世話役／小川祥平さん） 「一軒でも増えてくれたらいいが、なかなか増えないが、続けていきたい」
