岡山県吉備中央町の神護寺で14日、おかゆを炊いて2023年の米の作柄を占う、伝統の「粥管祭り」が行われました。江戸時代から伝わるとされる伝統行事で、稲作の収穫時期が異なる「早稲」「中稲」「晩稲」のうちどれが一番作柄が良いかを占います。米5合、小豆3合を炊いた大釜の中に、印をつけた4本の竹筒を入れて強火で炊き上げます。
20分後、竹筒を取り出し、中に米粒がどれくらい入っているか調べました。その結果、2023年は「早稲」がよいと出て、次いで「中稲」・「晩稲」の順になりました。野菜や豆などの「畑作」はまずまずの作柄という結果になりました。