西日本豪雨の影響で一部運休が続いていた岡山県内のＪＲが、全線で運転を再開しました。
（ＪＲ西日本岡山支社／有田泰弘 支社長） 『本日を持ちまして岡山県内の全線が開通することになりました』
31日は再開を祝って、新見駅でセレモニーが行われました。岡山県内では7月7日と8日に、西日本豪雨の影響で11の路線全てが運休し、その後も一部路線で運休が続いていました。
最後まで不通だった姫新線、因美線の一部区間が31日から運転を再開し、通勤・通学で利用している人にとっては、約2カ月ぶりの乗車となりました。
（乗客はー） 「帰りも朝も時間通りなので助かります」 「今までバスで通っていたのでまた電車に乗れてうれしいです」
（記者） 「ＪＲ全線が再開した一方で、こちらきれいな井倉の滝の見える観光地では、浸水被害を受けていて、観光客も少なくなっています」
新見市では、西日本豪雨によって井倉洞などの観光地も被害を受けました。そのため、7月の観光客数は前年より 約2万4千人少ない1万1千人にとどまりました。8月7日に井倉洞は営業を再開しましたが、店舗は被害が大きく、一部しか営業していません。
（観光客はー） 「風が涼しい感じで、ちょっとすごしやすい感じはします」 （Ｑ.どうですかこの景色見て） 『滝がすごかったです』
（ふるさと民芸茶屋／堀井義博 代表） 「高齢の方や団体ツアーのＪＲの利用があるので、今回の復活によってお客さんが増えるのではないかと思っています」
