6日午前、島根県東部を震源とする最大震度5強の地震が発生しました。岡山・香川でも震度4を観測し、1人がけが、建物への被害が出ました。
午前10時18分ごろ、島根県東部を震源とする地震が発生しました。岡山・香川では岡山市や真庭市、高松市などで最大震度4の揺れを観測しました。
岡山県は発生直後から警戒体制に入り、職員らが被害の情報を収集するなど対応に追われました。
人や建物の被害(岡山)
この地震で、岡山市中区に住む85歳の女性が階段を下りていたところ、アラートに驚いて転倒し、救急搬送されました。左腕を打撲するなどのけがをしました。軽傷とみられます。
また、建物にも被害が出ています。岡山市では南消防署の車庫の壁に1mほどのひびが入りました。
岡山県によりますと、玉野市の住宅で瓦が落下したほか、新見市で納屋の屋根の一部が損壊するなど、県内5つの建物で被害があったということです。
交通機関への影響(岡山)
(記者リポート)
「JR岡山駅の新幹線のりばでは、駅員に対応を求める乗客で長い列ができています」
地震の影響で山陽新幹線では停電が発生し、新大阪駅から博多駅の間で一時運転を見合わせました。
(東京方面に向かう人は―)
「あした葬儀があるので、きょう中に移動したいなと思っていたんですけど、東京方面なんですけど、全然動かないので」
「ちょっと焦ってます。赤ちゃんの授乳とかもあるので。どうしようかなという感じ。きょう中には帰りたいですね」
山陽新幹線は午後1時に運転を再開しました。在来線も多くの路線で一時運転を見合わせ、残っていた伯備線の一部区間も午後6時35分に運転を再開しました。
交通機関への影響(香川)
JR四国でも、安全確認のため全線で一時、運転を見合わせました。JR高松駅の改札には多くの人が……。
(駅に来た人は―)
「岡山に帰るつもりだったんですけど、マリンライナーが止まっちゃったんでどうしようかな。周辺で時間をつぶして、運行再開を待つしかないかな」
現在は全線で運転を再開していますが、寝台特急「サンライズ瀬戸」は、高松発・東京発ともに6日は運休となりました。
また、ことでんも全線で一時、運転を見合わせましたが再開しています。
高松空港を発着する空の便に影響はありませんでした。
地震学の専門家「今後も警戒が必要」
また、地震学が専門の香川大学の金田義行特任教授は過去の地震と類似していると分析し、今後の警戒が必要としています。
(香川大学/金田義行 特任教授)
「震源は2000年の鳥取県西部地震の震源に近いところで、鳥取県西部地震はマグニチュード7.3クラスの地震だと思います。今回が6.4だとすれば、それより大きな地震が起こる可能性はありますので、1週間ぐらいは警戒していただくことが大事だと思います」