西日本豪雨で被災した倉敷市真備町。台風21号の接近で緊張が高まりました。
(記者) 「台風21号が接近している倉敷市真備町です。時折強く吹く風で木々が大きく揺れています」
西日本豪雨で大きな浸水被害を受けた倉敷市真備町も、台風の接近で風雨が強まりました。
堤防が決壊した末政川では、大幅な増水は見られませんでした。
一方で、堤防の修復部分を覆っているブルーシートが膨らむような強い風が吹きました。しかし、今のところ大きな被害の情報は入ってません。
ディオ真備店には、浸水した自宅を確認しに来た人や、2階で暮らしている人が台風の接近に備えて、買い物に訪れていました。
(買い物に訪れた人はー) 「きょう台風が来るっていうから、今のうちに食料を買っとこうかなと思いまして、ちょっと心配です。早く台風が去ってくれれば、ありがたいんですけどね」 「雨戸は助かっているので(対策は)雨戸を閉めるしかないんですけど、これ以上ひどくなったら逃げようかなと思っています」
(記者) 「きのう全線で運転を再開した井原鉄道ですが、台風の影響により、一部区間で運転を見合わせています」
3日、井原鉄道は約2カ月ぶりに全線で運転を再開し、清音駅は約2500人が利用しました。
4日は正午ごろから上りは井原駅から総社駅、下りは総社駅から早雲の里荏原駅の間で運転を見合わせました。