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岡山の豪雨被災地を台風通過…住民は不安な一夜 大きな被害なし

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 台風12号は29日朝、岡山県に最接近しました。特に西日本豪雨の被災地では、警戒を強めましたが、これまでに大きな被害は確認されていません。

 台風は、午前6時ごろ岡山県の東部が暴風域に入りました。

(記者) 「まだ豪雨の被害が残る末政川の決壊した堤防近くに来ています。ここ1時間ほどで雨風ともに強くなってきましたが、川の水が増えている様子はありません」

(記者) 「こちらの方は、家の前で泥が詰まって水が流れなくなったということで、手作業で泥かきをされています」

(作業している住民は―) 「けさ来たらこの溝があふれそうなので。それでちょっと。早急にヘドロをとっているわけです」

(記者) 「午前8時過ぎです。あたりには戸締りしている家もあれば、窓などを取り払い開けっ放しの家も多くあります。このまま風が強くなれば、家の中に雨などが吹き込む可能性があります」

 倉敷市では約2500人が避難しました。

(避難所の住民はー) 「7日の避難指示が出たときからずっと、家は片付いて空き家になっとるから何もしてねえ。結構、敏感になってるから避難する人は前回より多い」

 今回の台風では、岡山県全体で約18万5000人に避難勧告が出ました。

 一方、JRの在来線は始発から全線で運転を見合わせていましたが、午後3時ごろ運転を再開しました。  これまでに、岡山県で大きな被害は確認されていません。

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