香川県では182地点をの地価を調査しました。
平均変動率は「住宅地」「商業地」「全ての用途」とも下がり続けていますが、下落率は0.5%以下でした。
香川県の8市9町のうち高松市が1991年以来、直島町が1993年以来、上昇しました。瀬戸内国際芸術祭の会場がある 直島町は観光客や移住希望者が多く、地価も上昇に転じました。
「住宅地」で最も高かったのは「高松市番町3丁目」です。1平方メートルあたり23万4000円で去年を3.5%上回りました。
高松市の住宅地では、市街地中心部の生活利便性の高い地区や市南部の新興住宅地など19地点が上昇しました。
「商業地」で最も高かったのは「高松市磨屋町2番」の1平方メートルあたり41万6000円で、去年を4.0%上回りました。
周辺では、外国人観光客の増加に伴うホテル需要を見込んだ動きが見られます。
香川県では高松市を中心に地価の上昇地点が増えていて、下げ止まり傾向が顕著となっています。