土地取引の目安となる地価調査がまとまりました。香川県では182地点を調査し、「全ての用途」の平均変動率は27年連続下落でした。 「住宅地」は0.3パーセント下落したものの、去年まで27年連続で下落していた「商業地」は横ばいとなりました。
高松市の「商業地」は需要が回復傾向にあり、外国人観光客の増加に伴うホテル需要を見込んだ動きもあります。 「商業地」で最も高かったのは、「高松市磨屋町2番」で1平方メートルあたり43万3000円。去年を4.1パーセント上回りました。
「住宅地」では 高松市の中心部と郊外の新興住宅地では上昇地点が増えています。 最も高かった「高松市番町3丁目」は、1平方メートルあたり24万6000円で、去年を5.1パーセント上回りました。
一方、香川県は「下落率が去年と同程度の地域も多いことから、地価の変動に二極化がみられる」と分析しています。