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香川県の地価調査 全用途平均が32年連続下落も下落幅は前年より減少 住宅地は二極化の傾向

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 不動産取引の目安となる地価調査の結果が発表されました。香川県では、全ての用途の平均変動率が32年連続下落も、下落幅は前年より減少しています。

 香川県の地価の平均変動率は「住宅地」が-0.4%、「商業地」が-0.2%でした。「全ての平均」は-0.3%で32年連続の下落ですが、下落の幅は2023年より小さくなっています。

 住宅地で最も高かったのは、「高松市番町3丁目」の1平方メートル当たり28万9000円です。生活利便性に優れた高級住宅地で、2023年より4.3%上がりました。

 住宅地は123地点のうち25地点の地価が上がり、2024年は丸亀市と三豊市でも上昇地点がありました。しかし、東かがわ市など下落の幅が拡大した地点もあり、二極化の傾向が表れています。

 商業地で最も高かったのは、「高松市磨屋町2番」の1平方メートル当たり46万5000円です。2023年より3.3%上がりました。

 調査した不動産鑑定士は「香川県内の景気は持ち直し、高松市や直島町の地価は上昇傾向にある。しかし、金利の上昇や建設費が高騰していて今後の動向は不透明」とコメントしています。

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