香川県の地価の平均変動率は27年連続で下がっていますが、高松市では住宅地、商業地ともに上昇しました。
香川県で継続調査した179地点のうち37地点の価格が上昇しました。31地点が去年と変わらず111地点が下落しました。 平均変動率は住宅地がマイナス0.4パーセント、商業地がマイナス0.3パーセントです。
県庁所在地の高松市では27年ぶりに住宅地、商業地ともに上昇に転じました。生活利便性の高い市街地や市南部の多肥地区などの住宅地が上昇しました。外国人観光客の増加によるホテル用地の需要も増えています。
住宅地で最も高かったのは、「高松市番町3丁目」で1平方メートルあたり23万円です。去年より3.1パーセント上がりました。 商業地で最も高かったのは、「高松市磨屋町2番」で1平方メートルあたり40万8000円です。香川県で地価が最も上がったところで、去年より4.1パーセント上がりました。