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伊方原発3号機の運転差し止め 大分地裁…住民側の申し立てを却下

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 四国電力・伊方原発3号機の運転差し止めを大分県の住民が求めた仮処分申請で、大分地裁は28日住民側の申し立てを却下しました。

 原発の耐震設計を決める基準地震動の妥当性や、阿蘇山の噴火リスクについて約2年にわたって争ってきました。

 大分地裁は28日「伊方3号機が新規制基準に適合するとした、原子力規制委員会の判断に不合理な点はない」などとして住民側の申し立てを却下しました。

(仮処分申請した住民はー) 「南海トラフと合わせて、大きなマグニチュード8クラスの地震が起きるのではないかというエリアに含まれている。 そういう所で、原子力発電所を動かしていいのかという思いは多くの人にある」

 伊方3号機は去年12月、広島高裁が運転停止を命じていましたが、9月25日の異議審で、別の裁判長がその決定を取り消していました。

 四国電力では、10月27日の再稼働をめざす方針で、「安全性が認められた妥当な決定」とコメントしています。

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