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伊方原発3号機の運転停止を認めず 高松高裁も住民側の訴えを退ける

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 高裁も運転を認める判断です。愛媛県の住民が四国電力・伊方原発3号機の運転停止を求めた仮処分の抗告審で、高松高裁は訴えを退けました。

 愛媛県の住民は、伊方3号機の運転停止を求める仮処分を申し立てていましたが、去年7月に松山地裁がこれを却下、住民側は高松高裁に即時抗告していました。

 高松高裁は、地震や火山が伊方3号機へ及ぼす危険性などについて「新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断が不合理とはいえない」として住民側の訴えを退けました。

(抗告人はー) 「高松高裁は伊方原発に負けた。非常に残念で悔しい、怒りさえ覚えています」

(四国電力総務部/塩梅和彦 部長) 「当社の従来からの主張が裁判所によって認められたということで、妥当な決定を頂いたと考えております」

 伊方3号機をめぐっては、去年12月に広島高裁が運転停止を命じましたが、今年9月の異議審で取り消され、10月27日に再稼働。11月28日にも営業運転を再開する予定です。

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