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四国電力 伊方原発3号機の発電を再開 高裁の差し止め仮処分で9カ月遅れ

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 10月27日に再稼働した愛媛県の伊方原発3号機の発電が、30日未明に再開しました。

(記者) 「午前1時1分です。いま、伊方原発3号機の発電が開始されました。モニターの数値が上がって行っています」

 高松市の四国電力本店にある中央給電指令所で、伊方3号機の出力調整が始まりました。  今後、計画的に出力を上げて11月2日からフル稼働します。伊方3号機で四国電力全体の約2割にあたる、89万キロワットを発電します。

 伊方3号機は今年1月に運転を再開する予定でしたが、広島高等裁判所が運転差し止めの仮処分を決定しました。

 9月、差し止め命令が取り消されたため、予定より約9カ月遅れて発電を再開しました。

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