10月27日に再稼働した愛媛県の伊方原発3号機の発電と送電が30日に再開したことを受けて、四国電力の佐伯社長は「なくてはならない基幹電源」だと述べました。
(四国電力/佐伯勇人 社長) 「伊方3号機は四国における安定的かつ低廉な電力供給を実現するために、なくてはならない基幹電源であります」
31日に開かれた四国電力の定例会見で述べたものです。 伊方原発3号機は30日、発電と送電が再開し、11月2日からフル稼働します。
一方、四国電力によると、今年1月から9カ月間伊方3号機が停止したことにより、約330億円の損失につながったと試算しました。 この影響もあり、今年度の業績予想は3年ぶりに減収減益となる見通しです。
佐伯社長は、「伊方3号機の安定稼働とコスト削減を徹底したい」と述べました。