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水産を学ぶ高校の実習船「香川丸」が引退 65年にわたり実習支える 香川

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 水産を学ぶ香川県立多度津高校の実習船として生徒や県民に長年愛されてきた「香川丸」が引退しました。

 「香川丸」の引退式には多度津高校の生徒ら、およそ100人が出席しました。

 1953年、「初代香川丸」が多度津高校に竣工しました。  ハワイ沖で2カ月にわたってマグロの延縄漁業を学ぶなど大型実習船教育が始まりました。

 その後は、5隻の香川丸がバトンをつなぎながら65年にわたって実習生たちの成長を支えてきました。

(生徒はー) 「去年2カ月乗ったので思い出がある船なのでさみしいなと思います」 「ちょっとはさみしい気持ちもあるけど次から新しい船になるので楽しみもあります」

(香川丸/谷井尚人船長) 「やり尽くしたので何とか大きな事故もなく無事に人材育成できたので頑張ってきて良かった」

 来年度からは新しい実習船「翔洋丸」を大分県の高校と共同で運航します。

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