さまざまな業界で活躍した人を表彰する、オカヤマアワードの授賞式が岡山市で開かれ、木工作家の高月国光さんに大賞が贈られました。
岡山県の経済・文化を活性化させようと2010年から始まった「オカヤマアワード」は9回目を迎えました。 約160人が出席した授賞式では、アパレルやボランティアなどの部門賞や特別賞を獲得した10人にトロフィーが贈られました。
その中で大賞に選ばれたのは、木工作家の高月国光さん(42)です。
高月さんは岡山県倉敷市生まれで、真庭市の郷原漆器の館の館長として、600年の歴史がありながら途絶えた郷原漆器をよみがえらせました。
またその作品は、伝統工芸展などで数々の賞を受賞しています。
(大賞に選ばれた/高月国光さん(42)) 「このような素晴らしい賞をいただき、またこのような晴れの場を設けていただくということが、今後の制作の励みになる」