代行運転手に暴言を吐いた上、代金を支払っていなかった三豊市議会議員が取材に応じ、陳謝しました。議会は、27日、政治倫理委員会を設置し、今後の対応を検討します。
(三豊市議会/金子辰男 議員) 「三豊市議会の品位を汚すことになり、大変申し訳なく思っています」
三豊市議会の金子辰男議員(66)は、10月27日夜、観音寺市で飲食をした後、三豊市の自宅まで代行運転を利用した際、運転手に「死ね」などと暴言を吐いた上、代金2000円を支払いませんでした。 金子議員は後日、代行運転会社を訪問して謝罪し、代金を支払いました。
タクシー会社からの抗議を受けた三豊市議会は、「議員としての品位と名誉を傷つけた」として、27日、委員9人からなる「政治倫理委員会」を設置しました。 処分権限はありませんが、「会議への出席自粛勧告」など必要な措置について60日以内に検討します。
金子議員は、11月22日に議会運営委員会の委員長を辞任しています。今後については「委員会の決定に従いたい」としています。