障害者雇用率の算定に誤りがあった香川県は、非常勤職員の採用に新たに障害者枠を設け、来年4月に10数人程度を採用することを明らかにしました。
(香川県/徳大寺祥宏 総務部長) 「本庁、出先機関合わせて10数名程度採用したいと考えているところでございます。身体障害者に加えて、非常勤職員の採用にあたりましては、知的障害者・精神障害者も対象にしたいということを考えているところでございます」
29日に開かれた香川県議会総務委員会で、香川県の徳大寺総務部長が明らかにしました。
香川県は、今年度の障害者雇用率について当初、2.49パーセントと国に報告していましたが、障害者雇用水増し問題を受けて再点検した結果、実際には2.24パーセントだったことがわかりました。
来年度、法定雇用率を満たすためには10人の雇用が必要となる見込みです。
香川県には、これまで非常勤職員の採用に障害者枠はなく、正規職員では採用していない知的障害者や精神障害者の採用も検討しています。