香川県が障害者雇用率の算定を誤っていた問題について浜田知事が陳謝しました。
（香川県／浜田恵造 知事） 「障害を持つ方、またそのご家族をはじめ県民の皆様に大変申し訳なく思っております」
この問題は、香川県が障害者雇用率算定の際、本来必要な非常勤職員の数を含まずに計算していたものです。また、採用後に障害を負った職員などに対し、障害者手帳の確認をせずに自己申告に基づいて障害者と認定していました。 中央省庁などで発覚した障害者雇用の水増しはありませんでしたが、1977年から算定を誤っていた可能性があるということです。
3日の定例会見で浜田知事は、「国の文書などをきちんと確認すれば防げたのではないかと思い大変遺憾」と述べました。そして、今後は障害者の非常勤職員への採用を検討するほか、採用後に障害を負った職員について障害者手帳の現物や写しを確認するとしました。
