ニュース

国学者・藤井高尚の旧邸を取り壊し検討 歴史研究者らが保存を要望 岡山市

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 江戸時代の建物を取り壊さないよう、歴史研究者らのグループが、岡山市出身の国学者・藤井高尚の旧邸の保存を、市に要望しました。

 岡山県内の歴史研究者らによる「藤井高尚旧邸を後世に伝える会」が岡山市教育委員会を訪れ、取り壊しが検討されている藤井高尚の旧邸を再調査し、その文化的価値を見直すよう申し入れました。

 江戸時代の国学者・藤井高尚は、本居宣長の弟子として知られています。岡山市北区吉備津にある旧邸は、1964年に岡山大学に寄贈され、改修を経て宿舎として研究活動に使われてきました。しかし、約300年たった建物の改修に数千万円はかかることから、岡山大学は建物を譲渡するか、更地にして売却することを検討しています。

(藤井高尚旧邸を後世に伝える会・事務局長/山崎芙紗子さん) 「いったん壊してしまうと取り返しがつきませんので。よくお考えいただきたいと思っております」

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース