軽減税率に対応したレジも登場しました。
今年10月の消費税増税に合わせて導入される「軽減税率」に関するセミナーが、岡山市で開かれました。岡山商工会議所や税務署などが開いたセミナーには、約40人が出席しました。
(岡山東税務署の担当者) 「事前の準備を行っていただくための時間は、残りわずかとなっております」
国は、今年10月に消費税を10パーセントに引き上げるのに合わせて「軽減税率」を導入します。これによって、事業者は10パーセントと8パーセント、2つの税率に対応しなければなりません。
(食品卸業の方はー) 「もう決められたことですのでやっていかないといけないし…。ただ、非常にシステムとしてはややこしくなるのかな、というのは…本当に」
また、セミナーに合わせ、複数税率に対応した様々なレジが展示されました。レシートには、どの商品が軽減税率の対象かを記す必要があると定められています。飲食店の場合、店内で食べれば10パーセント、持ち帰れば8パーセントの税率となるため、ワンタッチで切り替えられるものもありました。