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「ちょっと変わった理由」で消費増税に困る讃岐うどん店 値段は税率引き上げ前のまま 高松市

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 さまざまなお店が増税の対応に追われていますが、香川県民の生活を支えるうどん店にも影響が出ています。高松市にあるうどん店「うどん屋 まつはま」は、ちょっと変わった理由で困っているんです。

(石井俊大リポート) 「(うどんを食べた後)おいしさと安さが売りの讃岐うどん。このかけうどんも、増税に伴って220円から240円に値上げする予定でした。しかし、まだ220円で販売しているんです」

 いったいなぜ、10月1日になっても前と同じ値段のままなのか…。

 それは、軽減税率に対応した新型レジを注文したものの四国に在庫がなく、導入が間に合わなかったからなんです。  新型のレジが導入されるまで、店側が増税分を負担することにしました。

(うどん屋 まつはま/店主 吉川裕二さん) 「プラスではないですね。ちょっと痛いですけど。でも、しょうがないですね」

(客の反応はー) 「助かります助かります。というか、8パーセントのままなんですよね。今10パーセントになっちゃうと思うんですけど、消費者としては助かりますよね」 「レジを変えないでほしいですね」 「ありがとうございます。ラッキー」

 新型レジは11月上旬までには導入できる見通しですが、それまでの負担額は4万円から5万円だといいます。

(うどん屋 まつはま/店主 吉川裕二さん) 「しょうがないとはいえ、厳しいですね。マイナスですね」

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