サッカーJ2は開幕まで2週間を切りました。ファジアーノ岡山の宮崎キャンプが始まり、練習試合など実戦を通じて連携強化を図っています。若手選手も開幕スタメン入りへアピールしています。
(記者) 「おとといからはじまったファジアーノ宮崎キャンプ。開幕を見据えてチーム作りは最終段階に入り、チームの連携強化とポジション争いが進んでいます」
キャンプには故障者など6人を除く26人が参加し8日間の日程です。10日は早速、九州大学選抜と45分を3セットの練習試合に臨みました。開幕スタメンへ向け若手や新戦力がアピールします。
1セット目から大学生相手に3点を奪ったファジアーノ。44分にはコーナーキックで、新加入・22歳の久保田のクロスに田中のヘッドでゴール!新加入の2人のホットラインで得点に結び付けます。
(ファジアーノ岡山/25 久保田和音 選手) 「徐々に合ってきている感じはあるので開幕に向けて、チーム作り、コミュニケーションであったり、連携を深めていけたらいいと思います」
2セット目に入ってもレオミネイロを中心にチャンスを作りますが、最後の連携が合わず得点を奪うことはできません。すると、32分には右サイドからふわりとしたボールをノーマークで合わせられ、失点すると立て続けに3点を許します。 結局、3セット合計で4対3と守備に不安を残しました。
(ファジアーノ岡山/有馬賢二 監督) 「どんな相手でも受け身になればああいうふうになってしまうし、前向きにタフに戦っていかないとこういうゲームになるよと伝えました。いい薬だった」
試合後の11日は軽めのメニューでの調整となりました。13日は、アマチュアサッカー最高峰のJFLで3連覇するホンダFCと練習試合の予定です。
(ファジアーノ岡山/喜山康平 選手) 「うまくいかないこともあると思うんですけど、チーム力を高めて開幕に向けられるかだと思うのでみんなで積極的にトライしていきたいです。すべての面で」