岡山県新見市で、農業の未来を担う自動運転の田植え機の実演研修会が行われました。
新見市のJA阿新が、情報通信技術を活用したスマート農業の普及に向け、実演研修会を開きました。田植え機は搭載しているGPSと水田脇に設置した基地局で衛星から正確な位置情報を得ることができ、自動でまっすぐ走ることが可能です。
これにより長時間、神経を使う運転がなくなり疲労を軽減することができます。また、農作業に慣れていない人でも簡単に使えるため省力化につながります。
最新技術を取り入れることにより、熟練した技術を持つ農家の減少や高齢化による人手不足といった課題を抱える農業の作業効率化へ期待が持たれます。
(参加した人は-) 「だんだん農業をする人がいなくなった時に、少人数でやろうと思ったらこういう自動化も考えの中に入れておかなくてはいけないのかなと思っています」