4月26日から始まる瀬戸内国際芸術祭を前に、岡山県玉野市のJR宇野駅にある観光案内所がリニューアルオープンしました。
(記者) 「宇野駅を降りてすぐ目の前に観光案内所があります。受付には外国語対応のスタッフもいます」
JR宇野駅の玉野観光案内所が、18日から新しくなりました。案内所には玉野市やその周辺の名産品を販売するコーナーのほかに、新たにコーヒーやソフトクリームなどがテイクアウトできるカフェができました。
また、駅の外に置かれているのは電動アシスト付きスポーツ自転車など15台。レンタルサイクルが始まり、自転車は島に持っていくこともできます。
(外国人観光客はー) 「チャヤマヤ?に行きたいんだけど…茶屋町?茶屋町にはどうやって行きますか?」
受付には英語やドイツ語など5カ国語に対応するスタッフが常駐するほか、翻訳機も置いています。
(メキシコから来た人はー) 「観光に必要な情報がすぐに聞ける観光案内所ができて、とても便利です」
しかし、観光客の多くは直島や小豆島へフェリーに乗り継ぐだけで、地元観光へのアピールにはまだ課題が残っています。
(玉野コミュニティ・デザイン/京谷潤 代表理事) 「いわゆる着地型観光のようなものも合わせて開発していく中で、直島だけでなくて玉野の中を回っていただくようなしくみづくりというのも、これから僕らがやっていかないといけない課題だと思っています」