香川県の児童・生徒の文章力向上を目指す「壺井栄賞」の授賞式が香川県小豆島町で行われました。
小豆島出身の作家「壺井栄」にちなんで毎年、県内の小・中・高校から作文などを募集していて、今年は12校、92点の応募がありました。
最優秀の「壺井栄賞」には、小豆島町立安田小学校2年、赤岩央彗君の「おすしやさんになりたい」が選ばれました。すし屋を営む祖父が病気のため小豆島の病院で亡くなるという、悲しみを描いた作品です。陽気で優しい祖父の姿を思い起こさせ、読む人に、悲しみだけでなく微笑ましさも感じさせます。
優秀賞には5人の作品が選ばれ、このうち「瀬戸内海放送賞」は、小豆島町立星城小学校5年の小林尚貴君が受賞しました。