西日本豪雨から1年を前に、岡山市のデパートが防災グッズの特設会場を設けました。
岡山市北区の岡山高島屋、6階の特設会場ではヘルメットや備蓄用食料品など45種類の防災グッズが販売されています。
(記者) 「私が背負っているこのリュックは浮力材が入っていて、荷物を入れてない場合だと体重80キロの人まで水に浮かぶことができるんです」
「浮くリュック」は浮力材が入っている他にも、防災頭巾やホイッスルも付いていて、災害時のあらゆる場面で役に立ちます。
(記者) 「女性が持ちやすいコンパクトな『なでしこレスキューボックス』。こちらの中には女性が1日に必要な分の食料や水、そして緊急避難時のトイレで使える体を隠すポンチョやトイレセットなど女性に配慮した商品が多く入っているんです」
近年多く発生している災害を受け、さまざまな場面を想定したグッズが増えています。
(岡山高島屋/石井慶子 さん) 「備えあれば憂い無しじゃないですけど、まず避難するにも自分たちで必要なものだけを持って備えておいてほしいです」
岡山高島屋では、例年9月1日の防災の日の前後に防災グッズのコーナーを設けていましたが、今年は西日本豪雨1年の前に防災意識を高めてもらおうと約2カ月前倒しして販売を始めました。
今年は9月末までの予定です。