21日に投票が行われた参議院選挙・香川選挙区は、自民党現職の三宅伸吾さん(57)が再選を決めました。野党統一候補として、無所属で立候補した尾田美和子さん(46)は及びませんでした。
(無所属・新人/尾田美和子さん) 「厳しい結果だなと受け止めています。自身の力不足、準備不足があり、皆さまに大変ご迷惑をおかけしたと思っております。 現場力という言葉を掲げ、多くの皆さまに、これまで聞くことがなかった現場の声を聞いてまいりましたので、それを今後生かして、それがまた政治にどのように生かせるか考えながら私も取り組みを行っていきたい」
尾田さんは4年前、高松市で西陣織のベビーシューズなど伝統工芸品を用いた製品の企画・開発会社を起業。売り上げの低迷や後継者不足に悩む地方の中小企業のための経済政策を行いたいと、出馬を決めました。
そして4月下旬に立憲民主党、国民民主党、社民党、共産党香川県委員会の推薦を受けた「野党統一候補」として無所属で立候補を表明。選挙期間中には各党の応援を受け、国民民主党代表で、香川2区選出の玉木雄一郎衆院議員も3回、応援に駆けつけていました。