この夏に行われる参議院議員選挙の香川選挙区で、共産党が立候補予定者を取り下げる方向になりました。国民民主党などが擁立する無所属候補に一本化します。
共産党は去年5月、新人の田辺健一さん(37)を参院選香川選挙区に擁立すると発表し、準備を進めていました。
田辺さんは前回、2016年の参院選香川選挙区では全国の1人区で唯一、共産党公認の野党統一候補として立候補し、落選しました。
今回の香川選挙区には立憲民主党と国民民主党、社民党と連合香川が擁立する無所属新人の尾田美和子さん(46)が立候補を予定しています。 関係者によりますと、全国の1人区で野党の候補者を調整する上で、香川選挙区は尾田さんに一本化する方向になりました。
参院選香川選挙区には自民党現職で公明党が推薦する三宅伸吾さん(57)も立候補を予定していて、尾田さんとの一騎打ちになる見通しです。