香川ファイブアローズを出資や集客面で支援している香川県の浜田知事は、早急にチーム環境の改善を求める考えを示しました。
(香川県/浜田恵造 知事) 「このたび、このような事態が生じたことは誠に残念」
香川県はファイブアローズに1000万円を出資し、運営会社と共同で試合の集客に取り組むなどサポートを続けています。
19日の会見で、浜田知事はファイブアローズへの支援を続ける考えを示した上で、「早急にチーム環境を改善し、今後はチーム一丸となって新シーズンに臨んでほしい」と話しました。
また、会見で浜田知事は、香川県土庄町豊島で進められている産業廃棄物を撤去した跡地の地下水の浄化作業についても触れました。
豊島では今年6月から地中に薬剤を注入する化学処理が行われていますが、効果は場所によってばらつきが出ています。
浜田知事は「土壌を温めてから薬剤を注入する電気発熱法など汚染状況に応じた処理を行い、国から財政支援を受けられる産廃特措法の期限、2022年度末までに地下水の浄化を終えたい」と話しました。