岡山県赤磐市教育委員会は、勤務実態を把握せず元臨時職員に賃金を支払ったうえ、雇用に関する公文書を改ざんをしていたことを明らかにしました。
(赤磐市教育委員会/内田惠子 教育長) 「市民の皆さまの信用、信頼を損ねることになりましたことに対して、深くおわび申し上げます」
赤磐市教育委員会は、去年5月から今年3月までスクールバスや給食配送車の運転手として雇っていた元臨時職員7人の賃金を、要綱で定められた時給制や日給制ではなく、月給で支払っていたことを30日、明らかにしました。
このうち、元予備要員の男性は勤務実態がないにもかかわらず、10カ月で合計76万円が支払われたことを不審に思い、今年の2月に市に申し出て全額を返還しています。
また、今年3月に市議会議員が情報公開請求した元臨時職員7人の賃金に関する文書のうち、14枚を改ざんし、元の文書を破棄していたことも明らかにしました。